ごあいさつ
東京にスカイツリーが建ち、北海道から九州まで新幹線でつながろうとしている昨今、すでに江戸時代は遠くなり、浅草などの有名観光地や博物館に行かなければ「江戸時代」にふれることはできないように思われがちです。
しかし、町をゆっくりと歩き、周辺の景色をよく見てください。 そして道端の石碑や道の曲がり方などに注目してください。それら見慣れた風景の中に「江戸時代」が、あるいはもっと古いものが、今でも残っているのです。
車や電車など便利な乗り物からしばらく心を離し、速度を落として自分の足で歩いてみましょう。
そうすれば長い時間をかけて培われてきた日本の歴史と文化が、見慣れた町の至るところに見えてきます。
歩き旅応援舎では、このようないつもの風景の中に江戸時代を、さらにはもっと古き時代の日本の姿を訪ね、本の中の物語に過ぎなかった歴史が、現実として目の前に現れてくるような町歩き・街道歩きのイベントを企画いたします。
歩き旅応援舎
代表 岡本永義
歩き旅応援舎のめざすもの - それは“革命” -
「ガイドは退職者や時間のある資産家が趣味でするもの」「ガイドも客も高齢者ばかり」「行く場所は観光名所や史跡ばかり」というのがガイド付きイベントの一般的なイメージではないでしょうか。
また、申し込みは何日も前に締め切られるので、急遽都合がついても行くことができない、逆に都合がわるくなったらキャンセルになる、払ったお金は戻ってこない、人数が少ないと中止になってせっかく楽しみにしていたのにと残念に思うことなど、経験した人も少なくないと思います。
当舎を設立した岡本も、そんな思いをもつ1人です。だったら諦めるしかないのか? いや、世の中を変えていけば良いのです!
「おかしいと思ったら変えていこう」 この“革命の精神”こそが歩き旅応援舎を設立した理由です。
町を歩いていて得た情報は、みなさんの仕事や、これからの人生に役立つものがたくさんあります。なにも退職した人だけが歩くものではないのです。
具体的に書きます。何も知らなければ、失われてしまうものは町の中にたくさんあります。でも、新しくなった町の今が、どのような経緯でできたのか? これを知ることは町の存在証明にもかかわります。みなさんもご両親のお名前や出身などはご存知のことと思います。これこそまさに自分自身の存在証明となりますが、町についてもこれは同じです。今の町の経緯を知ること、あるいは将来に伝えることが、より良き未来の町、将来の世の中ができあがることにつながるのです。
現役世代のみなさん、町に出ましょう! そのための“革命”とお客様の参加のしやすさ、それらの期待に応えるのが歩き旅応援舎の理念です。ですから、以下のことをお約束します。
- 歩きたい人が1人でもいれば開催します。※
- 料金はリーズナブルに設定します。
- お申込みは開催前日まで受け付けます。
- 観光名所や史跡にとらわれない町歩きをします。
- 現役世代の人たちが、未来を作るのに役立つ情報を提供します。
※遠方まで行くイベント(東海道など)については、最低人数を設けさせていただきます。
代表・岡本永義 プロフィール
街道歩き歴24年、江戸・東京の町歩き歴はそれ以上。五街道をはじめとして多数の旧街道を歩いたが、特に東海道は現在までに8回踏破、現在はガイドをしながら9回目と10回目に挑戦中である。江戸・東京の町歩きでは江戸時代の古地図を片手に東京を歩き続け、盛んな好奇心と探求心から今も新たな発見を求め続けている。
現在、セブンカルチャークラブ、よみうりカルチャー、目黒学園カルチャースクールの各カルチャーセンターでの講師や旅行会社クラブツーリズム等で講師・ガイドを務めているほか、テレビ出演、講演活動なども行っている。
著書は「平成東海道五十三次―歩いて見て楽しむ」 「東海道五十三次四百年の歴史をあるく」 いずれもけやき出版から。
会社概要
商号 | 株式会社 歩き旅応援舎 |
本店所在地 | 東京都多摩市聖ヶ丘1-29-3 |
資本金 | 500万円 |
設立 | 平成26年1月 |
業務内容 | 江戸の古地図を見ながら東京を散策する「古地図散歩」 東海道など旧街道を歩く「街道歩き」などの町あるきイベントの企画・開催 企業・団体様向けの町あるきイベント、講座の企画・開催 |