榮太樓と言えば、東海道の始点、日本橋の南詰にある老舗の和菓子屋さんです。
初代細田安兵衛が、日本橋のたもとに屋台を出し、金つばを焼いて売り始めたのが始まりなのだそうです。
後にはのれん分けも行われ、芝神明宮の参道近くには芝榮太樓があります。
こちらはもなかのおいしいお店です。
ところで日本橋の榮太樓は、主人が代々細田安兵衛を名乗っていました。
明治18年(1885)に大磯に海水浴場が開かれ、多くの人たちが大磯に別荘を持つようになると、3代目の細田安兵衛も大磯に別荘を築きました。
大磯の別荘は山沿いと、大磯宿からちょっと離れた現在の城山公園の周辺が多かったのですが、細田安兵衛の別荘はなんと大磯宿の東海道沿いにありました。
その場所がここです。
現在は跡地にローソンやヘアサロンなどの店舗と家屋が数軒建っています。
でもここをよく見ると、細田安兵衛の別荘の遺構が残っているのです。
こ れ で す !
上から塗装が施されているため、東海道側から見ると見つけるのが難しいのですが、裏の通りから見るとレンガがむき出しですのでわかりやすいです。
このレンガ塀は細田安兵衛の別荘の西の外れにあったもので、東側にもレンガ塀があったのですが、ローソンが開店する前にあった店舗の駐車場になったとき、東のレンガ塀は壊されてしまったそうです。
日本橋と大磯、やっぱり東海道はいろいろな要素で東と西をつないでいるのです。
(歩き旅応援舎代表 岡本永義)
東海道歩き旅イベント 参加者募集中
とにかく内容が濃く詳しい、それなのに参加費がリーズナブル。
それが歩き旅応援舎の東海道歩き旅イベントです。
「日帰りで歩く東海道」 日本橋~原宿を日帰りで歩きます。全15回
「京都まで歩く東海道」 原宿~三条大橋を一泊二日で歩きます。全18回
それぞれ月に1回ずつ歩いて、東京の日本橋から京都の三条大橋をめざすイベントです。
以下のイベントが参加者募集中です。途中からでもご参加いただけます。
このブログには書いていないことが、実際の東海道にはいっぱいあります。
もっとくわしくお話をしながらガイドがご案内いたします。
一緒に東海道を歩きませんか?
人生の宝となるような経験、そのためのお手伝いをいたします。
- 日帰りであるく東海道 第2期 保土ケ谷宿~藤沢宿月に1回、日帰りで歩く東海道五十三次の旅
開催日時
2025年
10月12日 生麦~保土ケ谷宿【受付終了】
11月9日 保土ケ谷宿~戸塚宿
12月14日 戸塚宿~藤沢宿
参加費 各回3500円 - 日帰りであるく東海道 第3期 茅ヶ崎~国府津月に1回、日帰りで歩く東海道五十三次の旅
開催日時
10月18日9:00~16:30ころ【受付終了】
11月15日9:00~16:30ころ
12月20日9:00~16:30ころ
参加費 各回3500円 - 京都まであるく東海道 第6期 蒲原宿~岡部宿月に1回、一泊二日で歩く東海道五十三次の旅
開催日時
2025年
10月25~26日 原宿~蒲原宿【受付終了】
11月22~23日 蒲原宿~東静岡
12月27~28日 東静岡~岡部宿
参加費 各回5000円 - 日帰りであるく東海道Light 第1期 新橋~品川宿月に1回日帰りで歩く東海道五十三次の旅。まずは体を馴らすために短めの距離からライトに始めます。
開催日時
2025年
11月5日 日本橋~新橋【受付終了】
12月3日 新橋~高輪
2026年1月7日 高輪~品川宿
参加費 各回3000円 - 日帰りであるく東海道 第1期 蒲田~生麦月に1回日帰りで歩く東海道五十三次の旅
開催日時
2025年
10月4日 日本橋~品川宿【受付終了】
11月1日 品川宿~蒲田【受付終了】
12月6日 蒲田~生麦
参加費 各回3500円 - 京都まであるく東海道 第11期 石山~三条大橋月に1回、一泊二日で歩く東海道五十三次の旅 最終章
開催日時
2025年
9月27~28日 土山宿~石部宿【受付終了】
11月1~2日 石部宿~石山【受付終了】
12月6~7日 石山~三条大橋
参加費 各回6500円
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